読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

西加奈子とsia

最近、西加奈子さんの「ふくわらい」と「窓の魚」を立て続けに読んだ。
お風呂では本は読まない主義なので、お風呂ではsiaの曲を流した。
西加奈子とsia。二人のイメージは私の中ではかけ離れていたのだが、今回読んだ作品は今までわたしが読んだ、西加奈子の明るく泣けて勇気を貰う作品たちと少し違った印象を持った。

一種の性癖のような、ほの暗い罪悪感のような感覚。SEX以外でもイケるんだな。

二人の世界は、私の中の非現実な一部分のようで、どんなに親しくしていても、それを奥底で隠してしまって、誰にも認められずいる部分を、それでいいのだ。お前だけじゃないんだと。言われたような気分だと思った。

この世界にどっぷり浸って、ティラミスの底のようなものにしてみよう。あのふにゃふにゃした、なんとも言えない部分を、後でクリームとココアパウダーで隠してしまうんだ。誰にも気づかれないように。